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2004年・春のお知らせ・その2
谷本研氏の単行本『ペナント・ジャパン』刊行！！
２００４年４月、パルコ出版から発売になりました『ペナント・ジャパン』、谷本研氏の５年間の活動を集大成する本邦初のペナント本なのです。この一冊で観光ペナントの入門的な知識からマニアックな情報まで、ペナントの全てがわかってしまいます。
収録されたペナント・１００点のカタログ部分は完全オールカラー、縦長の特殊サイズの版型いっぱいにレイアウト、一枚一枚をじっくり鑑賞できます。
定価・1890円（税込）、はっきり言ってお買い得です！！。全国の一般書店で普通に取り寄せ・購入ができますよ〜〜。
■『北海道新聞』2004年6月27日、15面「ほん」欄に書評。評者は、ノンフィクション作家・枝川公一氏。（2004.06.27）
以下、枝川氏の書評の一部を引用・紹介いたします。
「（前略）さまざまの意匠、絵柄の旗が、じつに美しい。つい見入ってしまう。
なぜこんなに輝いて見えるのかと不思議に思う。ペナントの向こうに、旅をすることに一生懸命で、風景に素直に感動した自分を見出すからではないか。」
「三角旗のひとつひとつが、いまにもページから飛び出してきそうで、かつて堪能した『美しい日本』の風景、さらに、それらを一緒に眺めた人たちのことまでも鮮やかに甦る。」
・枝川氏の公式（？）ＨＰ『ＷＡＶＥｔｈｅＦＬＡＧ（ウェーヴ・ザ・フラッグ）』にて、上記書評の全文を読むことができます。ＴＯＰ（http://www.edagawakoichi.com/）＞ＬＩＢＲＡＲＹ＞書評、にてどうぞ。（2005.11.21）
■『週刊朝日』2004年6月25日号（104頁）に書評、「本のひとやすみ」欄。作家・重松清氏が絶賛！！。（2004.06.22.）
以下、「懐かしくて、悔しくて・・・」と題された重松氏の書評の一部を引用・紹介いたします。
「（前略）どんなにデメリットがあろうとも、本書はこの形でなければいけない。（中略）三角形のペナントのプロポーションを活かすべく、なおかつ左右のページにまたがって写真を載せた場合にページの間（ノドといいます）でペナントの絵柄が切れてしまうことを潔しとせず、その結果としての縦長の判型だったのだと知ったとき、ぼくは本書のスタッフのペナントに寄せる熱い思いに胸打たれたのだった。」
「著者には不本意かもしれないが、1963年生まれのぼくは本書を懐かしさたっぷりに愉しんだ。（中略）ほんとうに懐かしくて懐かしくて、自分より一世代下の著者がこんな本をつくってくれたことが嬉しくて、でも、ちょっと悔しくて・・・。告白しよう。まだエッセイにも書いていない話なのだが、ぼくは、かつてのペナント小僧である。」
■2004年5月1日現在、全国の書店・ネット書店（の一部、大手はほとんど）で発売中です。
■4月28日店頭発売が決定しました。（2004.04.25．25：00追記）
・28日というのは、首都圏の一般的な書店店頭に入荷する日付です。お店の規模（超大型店）や書店・取次間の取引条件などにより、これより少し早く店頭に並ぶところもあるかもしれません。
・地方により、29日以降になります。ちなみに札幌は、29日（木曜・祝日）です。
・26日1：20ＡＭ現在、すでに一部の大手ネット書店でも注文の受付が開始されています。
・「観光ペナント・レッドデータブック」のニカさん運営のｅＳｂｏｏｋｓでも、お取り扱いが開始されています。（2004.04.27．0：45追記）
■刊行予定データ
・版元・ＰＡＲＣＯ出版、124ページ（カラー108ページ）、版型・Ａ4変形、予価1890円（税込）。
・2004年4月下旬刊行予定
・ＩＳＢＮ 4-89194-684-9
・販売条件(書店における) 新刊委託
■予約方法
・2004年3月31日現在、全国の新刊書店にて予約受付中、4月10日頃までに予約すれば確実に発売日に購入できるはずです。
・書店の方へ、単行本「ペナント・ジャパン」について「ＰＡＲＣＯ出版・新刊ニュース」（FAX告知・新刊委託注文書）がすでに発行されています。ＰＡＲＣＯ出版・営業部に請求すれば、ＦＡＸで送付してもらうことができます。（この注文書は、書店専用です）。
■書店で購入するには
・美術やサブカルチャーに属する書籍は、購読者がある程度限定されるため、全国書店に平均的に並ぶということはまずありません。美術・サブカルチャーに強い書店にのみ店頭に並ぶことになるのが普通です。したがって、一般的な書店で確実に入手するには、書店店頭で早め（4月10日頃までに）に予約しましょう。
■この本について
・観光ペナントを専門に扱った本邦初の単行本です。以下、ＰＡＲＣＯ出版・新刊ニュースから。
・「今や希少価値の日本国内の観光地をモチーフにしたペナント約100点を地域別、図鑑風に紹介。ペナントの生い立ちや日本での流行の歴史から、昭和の観光ブーム、戦後日本家屋との関係性、日本の繊維産業、図像・風景論まで、深く掘り下げた、充実のテキスト。ペナント再発見、『ペナント・ジャパン』に至るまでの、ドラマチックな活動の数々・・・」
・2004年3月27日、札幌三角館は東京にて谷本氏に直接お会いし、見本を拝見させていただきました。谷本氏の5年間の活動を集大成するもので、すばらしい本です。かなり専門的な本ですが、1890円（税込）とお手頃な価格で刊行されるのもうれしいですね。ペナントに限らず、昭和レトロやサブカルチャーに興味をお持ちの方には必携の書籍になるでしょう。
・これを上回るペナントの本は当分現れないと思います。
そして！、『ペナント・ジャパン』出版記念展が東京と京都で同時開催です！！
（このイベントは、すでに終了しています。2004.04.27追記）
東京・京都の展示会場にて、単行本「ペナント・ジャパン」が書店より先に発売されるそうです。
■東京 「Ｐｅｎｎａｎｔ Ｊａｐａｎ ｉｎ 代官山」
・2004年4月20日（火）〜25日（日） 12：00〜21：00
・UTRECHIT FLO Gallery（ユトレヒト フロ ギャラリー） http://www.utrecht.jp/flo/index.php
・東京都渋谷区恵比寿西2-16-13 代官山パンション102号 ＴＥＬ/03-3463-2345
・フロギャラリーにちなんで、温泉地のペナントばかりを集めたものになるそうです。
■京都 「ペナント・ジャパン ｉｎ 恵文社」
・2004年4月20日（火）〜26日（月） 10：00〜22：30 （初日正午から、最終日20時まで）
・恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール http://www.keibunsha-books.com/
・京都市左京区一乗寺払殿町10 ＴＥＬ/075-711-5919
展示会場に足を運べる皆さま、またとない機会です！。お見逃しなく！。
（2004.04.02.00：30）
■財団法人・大阪都市協会発行の月刊雑誌『大阪人』２００６年１月号（２００５年１２月１日発売）の「キテレツ博物誌」コーナーにて、谷本氏が最近のペナント活動について語っておられます。画像たっぷりで、4頁！。Check ｉｔ！。（2005.12.16）
