・148ｘ267ｍｍ、布に印刷。２００５年、冬の入手。
現代モノです。企画・製作は「ふれあい企画」となってます。
・現代モノらしく、前出の「神戸空港」同様にミニサイズです。パッケージも似てますね。ただし、タグの裏にバーコード・リサイクルマークはありません。
でも、「THE MEMORY OF TRAVEL」が、けっこう当時（昭和）な雰囲気で、やってくれてる感じ。このフレーズを思い出させるだけで、なかなかではあります。
・未紹介なのですが、ペナントをはじめ網走刑務所のお土産には由緒・来歴を記したデザインのシリーズがあって（お土産屋さん向けの商品カタログを見たことがある）、これはそれによく似ています。似て非、なんですけれども（オリジナルの筆致は毛筆調、これは丸ゴチ）。観光ペナントはなくなってしまったけれど、他のグッズはまだ定番・生存しているかもしれません。
・「除悪運」というのが、かつての昭和期のペナントには見られなかったポイントです。いわゆる厄除けというか、お守りという実利が付与されているあたりが、現代モノらしいところ。昭和期の観光ペナントは、「そこに行ってきた」事を証明するだけの機能で十分だったのですから。
・それにしても、前出の「神戸空港」同様に、「年月日」記入欄（右端）が「これど〜やって書くのよ〜」という感じです。はっきり言って、スペースのとり方からして杜撰だし・・・。これなら白のマーカーでなければ書けないのだけれど、実は白のマーカーっていつから製品・市販化されたかわかる人います？！。「ホワイト」と通称される修正ペンだって、一般的な製品の普及は１９９０年代以降だよね、その前は漂白剤の臭いも極まる二本組みの「インク消し」だけだったんだから。覚えてます？！。ど〜やって書くんだ〜、昭和３０年代生まれには、ピンとこないのよ〜、これ。黒地に書けるモノと言ったら、白墨か白ペンキだけだったんだから。 |
第三次展示室 ミニ網走刑務所